登録販売者試験のお勉強お疲れ様です!
今回は胃の不振に用いられる漢方処方についてです!
ここでのポイントは「構成生薬にカンゾウがある」という事です!
目次
胃の不振に用いられる漢方薬
胃の不振に用いられる漢方処方製剤
①安中散(あんちゅうさん)
②人参湯(理中丸)(にんじんとう)(りちゅうがん)
③平胃散(へいいさん)
④六君子湯(りっくんしとう)
②人参湯(理中丸)(にんじんとう)(りちゅうがん)
③平胃散(へいいさん)
④六君子湯(りっくんしとう)
①安中散(あんちゅうさん)
このような人に用いられる
・体力中等度以下の人向け
※特に腹部に力がない人の胃痛や神経性胃炎に適している漢方薬です。
※体が弱い人の胃痛によく用いられる漢方薬です。
②人参湯(理中丸)(にんじんとう)(りちゅうがん)
このような人に用いられる
・体力虚弱な人向け
・お腹を温めるはたらきがあり、冷えから下痢や腹痛を起こしやすい人
※手足が冷えやすい人の胃腸虚弱、急・慢性胃炎などに適している
主な注意
下痢や嘔吐に用いる場合、1週間くらい使用しても症状に改善がなければ、専門家に相談する
③平胃散(へいいさん)
このような人に用いられる
・体力中等度以上の人向け
・胃たれや消化不良に対する効果が高い
食べ過ぎなどの胃もたれなどに適しています!
主な注意点
急性胃炎に用いる場合、5~6回使用しても改善がみられない場合は専門家に相談する
④六君子湯(りっくんしとう)
このような人に用いられる
・体力中等度以下の人向け
胃から腸への内容物の排出を高めるはたらきがあるとされ、みぞおちがつかえて疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすい人の胃炎、胃腸虚弱、胃下垂消化不良などに適している
主な注意点
重篤な副作用として肝機能障害
胃の不振に用いられる漢方の構成生薬にはいずれもカンゾウがあります!
まとめ
胃の不振に用いられる漢方を覚えるポイントは「どのような人にオススメか?」です。
また構成生薬の「カンゾウ」です!
重篤な副作用や注意点などをおさえておきましょう!