登録販売者試験の勉強お疲れ様です!
ここでは第3章の「かぜ薬の働き」「かぜの諸症状」についてのお勉強になります。
簡単な内容ですが、飛ばさずに勉強していきましょう!
かぜとは?
かぜ(感冒)とは、医学的には「かぜ症候群」といいます!
かぜには下記のような症状があります。
かぜの症状
●頭痛
●発熱
●悪寒
●喉の痛み(咽喉頭痛)
●せき
●たん
●鼻水
●鼻づまり
●くしゃみ
●関節の痛み
●筋肉の痛み
など
●発熱
●悪寒
●喉の痛み(咽喉頭痛)
●せき
●たん
●鼻水
●鼻づまり
●くしゃみ
●関節の痛み
●筋肉の痛み
など
このような症状を症候といいます。この「症候」の集まりなんで「症候群」といいます。そして医学的には「かぜ症候群」といいます。
通常は数日~1週間程度で自然に治ります。合併症などがない限り後遺症はありません。
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かぜの主な原因
主な原因はウイルス感染です!
ウイルスの中でも有名なのが「ライノウイルス」「コロナウイルス」「アデノウィルス」です。
原因となるウイルスは200種類以上で、それぞれ適した環境があるため、季節などによって原因となるウイルスが異なります!
※ウイルス感染以外でも「細菌感染」「冷気や乾燥」「アレルギー」などが原因の場合もあります。
かぜと間違えやすい症状
●急激な発熱を伴う
●症状が4日以上続く
●症状が重篤である
など
●症状が4日以上続く
●症状が重篤である
など
※このような場合、喘息、アレルギー鼻炎、リウマチ熱、関節リウマチ、肺炎、肺結核、髄膜炎、急性肝炎、尿路感染症など、かぜと症状が似た別の病気が考えられます。
発熱や頭痛に消化器症状を伴う、いわゆる「お腹にくるかぜ」は、冬に症状があらわれた場合は「ウイルス性胃腸炎」の場合が多いです。試験に出題してる事もあるので覚えておきましょう!
インフルエンザはかぜと同じ呼吸器感染症ですが、感染力が強く重篤化しやすい為、かぜとは区別して扱われます。
ウイルスと細菌の違いって何?
ウイルスと細菌の違いって意外とあまり分かっていない人も多いようです!何が違うんでしょうか?
ウイルスと細菌の違い
①大きさが違う
②増殖方法が違う
②増殖方法が違う
①大きさが違う
大きさ:ウイルスは細菌の50分の1くらいの大きさでものすごく小さいのです!
②増殖方法が違う
細菌は自分自身が分裂したり、自分自身の力で増える事ができる、また移動したりする事ができるのに対して、ウイルスは遺伝子情報と殻しかないので増殖する場合は、他の生物の細胞に寄生します。細胞に取りついて遺伝子情報だけを中に入れるます。その取りついた生物の持っている増殖機能を使って自分自身を複製していくのです。
細菌とウイルスの増殖方法
【細菌】
・自分自身が分裂したり、自分自身の力で増える事ができる
・移動したりする事もできる
・自分自身が分裂したり、自分自身の力で増える事ができる
・移動したりする事もできる
【ウイルス】
・遺伝子情報と殻しかないので増殖する場合は、他の生物の細胞に寄生する。
→細胞に取りついて遺伝子情報だけを中に入れる。
→取りついた生物の持っている増殖機能を使って自分自身を複製していく
かぜ薬にはウイルスを体内から除去する働きはありません!
せきや発熱など症状を抑えるだけの薬です!(対症療法)
せきや発熱など症状を抑えるだけの薬です!(対症療法)
※試験にも出題されやすいのでよく覚えておきましょう!