登録販売者試験の3章、眠気を促す薬について勉強のポイント!(睡眠改善薬、鎮静成分)

眠気を促す薬について_睡眠改善薬_鎮静成分

登録販売者試験のお勉強お疲れ様です!

今回は「眠気を促す薬」についてです!

健康な人であっても、たまに眠れなくなるという事はあるかと思います。

原因として「ストレスや環境の変化になどによる自立神経系のバランスの乱れ」などがあげられます。

眠気を促す薬

健康であっても眠れない時ってありますよね?そういった時に使用されるのが「催眠鎮静薬」です!

主な症状
①寝つきが悪い
②眠りが浅い
③いらいら感
④緊張感
⑤精神興奮
⑥精神不安
など

ローシー
主な原因はストレスや環境の変化による自律神経系のバランスの乱れと言われています!
※疲労倦怠感、寝不足感、頭重などにつながります。

催眠鎮静薬に配合される成分

催眠鎮静薬に配合されている代表的な成分が「抗ヒスタミン成分」です。

ローシー
ヒスタミンというのは知覚神経を刺激する事で主に痒みを起こします、という話をしましたが、実はこのヒスタミンは脳の中では覚醒の維持や調節をしています!

※この脳の中での働き(覚醒の維持や調節)を抑えてしまうと眠気が起きるのです!

つまり抗ヒスタミン成分が脳内で働いてしまうと「眠気」が起きるという事です。

抗ヒスタミン成分の副作用に眠気とありますが、ここではその作用を逆手にとって催眠鎮静薬に配合しているという訳です!

主に配合されている抗ヒスタミン成分は「ジフェンヒドラミン塩酸塩」です!

これは脳内に達しやすく眠気が現れやすいという特徴があります。
注意したいのは一時的な不眠に使用する事→寝つきが悪い、眠りが浅いという症状の緩和に使用する

次の人には使用しなこと(ここは出題されやすいので要注意)
①慢性的な不眠症状のある人

②医療機関で不眠の治療を受けている人


③妊婦


15歳未満の小児
ローシー
試験に出題されやすいので「どんな人が使ってはいけないか」また「使ってはいけない理由」も把握しておいてください!

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①慢性的な不眠症状のある人

睡眠改善薬は一時的な不眠を対象にした医薬品です。
慢性的な不眠は医療機関で治療を受ける必要があるため使用してはいけません。

②医療機関で不眠の治療を受けている人

医療機関の治療を優先する必要があるため使用してはいけません。

(また、医療機関で処方された薬と併用すると副作用が起こりやすいため使用してはいけません。)

③妊婦

妊娠中に現れる不眠はホルモンバランスや体型の変化が原因で、睡眠改善薬の適用対象ではありません。

15歳未満の小児

抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢の興奮を生じやすいため使用してはいけません。
眠気とは反対の作用が生じるという事です。

睡眠改善薬の注意点
服用後は乗り物または機械類の運転操作をしないこと
※翌日まで眠気やだるさが続くことがあります。その場合、症状がなくなるまで乗り物や機械類の運転操作をしないこと。

ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素

眠気を促す薬の「鎮静成分」です。

ローシー
〇〇尿素といったら「鎮静成分」と覚えていきましょう!
使用上の注意
① 服用後は乗り物または機械類の運転操作をしないこと
ブロモバレリル尿素に関しては胎児に障害を引き起こす恐れがある為、妊婦または妊娠していると思われる女性は服用を避ける必要がある

③何度も服用する事で依存の恐れがある。→ 乱用に注意が必要である

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