登録販売者試験のお勉強お疲れ様です!
ここでは「眠気を促す薬の相互作用や受診勧奨」について解説いたします。
眠気を促す薬との相互作用の注意が必要なものなどについて
催眠鎮静薬に配合されるジフェンヒドラミン塩酸塩、ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素は催眠鎮静薬以外にも配合されている事があるため併用しないようにする。
催眠鎮静薬とアレルギー用薬や解熱鎮痛薬を一緒に服用してしまうと作用が増強してしまう可能性があります。
アルコールは催眠鎮静薬に限らないですが一緒に服用する事のよって作用が強まってしまったり、さまざまな副作用が起こりやすくなる為、服用中は飲酒を避ける必要があります!
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受診勧奨
どのような時に医療機関の受診をおすすめするか、という事ですが下記をおさえておきましょう!
一般用医薬品の催眠鎮静薬を使える条件として
【体の状態】
基礎疾患(持病)がない
【症状】
一時的な不眠や寝つきが悪い場合に使用する
基礎疾患(持病)がない
【症状】
一時的な不眠や寝つきが悪い場合に使用する
受診勧奨について
医療機関の受診をすすめる場合
①慢性的な不眠症状がある人
②医療機関で不眠治療を行っている人
③妊婦
④小児
②医療機関で不眠治療を行っている人
③妊婦
④小児
慢性的な不眠症状がある人
①なかなか寝つけない(入眠障害)
②ぐっすり眠った感じがしない(熟眠障害)
③寝ている間に何度も目が覚める(途中覚醒)
→うつ病などの病気による不眠、催眠鎮静薬の使い過ぎなどが考えられる
②ぐっすり眠った感じがしない(熟眠障害)
③寝ている間に何度も目が覚める(途中覚醒)
→うつ病などの病気による不眠、催眠鎮静薬の使い過ぎなどが考えられる
妊婦
・睡眠改善薬(抗ヒスタミン成分が主薬)は、妊婦中に起こる眠気は適用外
・ブロモバレリル尿素配合薬は胎児に障害を起こす恐れがある
小児
睡眠改善薬は小児の神経過敏や中枢興奮を起こすおそれがある
睡眠改善薬は抗ヒスタミン成分を主薬としたものは眠気が起きやすいんですが、小児は血液脳関門が未熟な為、中枢性の副作用が起こりやすく神経過敏や中枢興奮など眠気とは逆の働きが起こる事があるのです!
覚えておきましょう!
ブロモバレリル尿素に関するその他の注意
●何度も繰り返し服用する事(乱用)で薬物依存の状態になる事がある
→自分ひとりで依存症から抜け出すのは困難なため、医療機関を受診する
「依存症から抜け出すのは困難」という事を覚えておきましょう!
●大量摂取で昏眠や呼吸障害を起こした場合、ただちに救急病院などに連れて行く
アリルイソプロピルアセチル尿素は解熱鎮痛薬にも配合されています!
※併用する事がないように注意が必要です。