登録販売者試験のお勉強お疲れ様です!
引き続き胃腸薬の勉強です。
今回は胃薬に配合される消化成分とその他の成分についてです。
消化成分について
消化成分には炭水化物、脂質、たんぱく質、繊維質などの分解にはたらく酵素などがあります。
主な消化酵素
酵素自体ではないが胆汁の分泌を促して消化を補助する成分があります。
※胆汁の分泌を促す作用を利胆作用といいます。
利胆作用のある成分
①胆汁末
②動物胆(ユウタンを含む)
③ウルソデオキシコール酸
④デヒドロコール酸
②動物胆(ユウタンを含む)
③ウルソデオキシコール酸
④デヒドロコール酸
肝臓のかたらきを高めるですが、肝臓病に関しては悪化させる恐れがあるという事もおさえておきましょう!
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胃薬に配合されるその他の成分について
胃粘膜保護・修復成分
・胃粘膜の分泌を促す
・胃粘膜を覆って保護する
・荒れた胃粘膜の修復を促す
・胃粘膜を覆って保護する
・荒れた胃粘膜の修復を促す
主な成分
アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)、アルジオキサ、スクラルファート、ゲファルナート、ソファルコン、テプレノン、セトラキサート塩酸塩、トロキシピド、銅クロロフィリンカリウム、銅クロロフィリンナトリウム、メチルメチオニンスルホニウムクロライド、アカメガシワ
アルジオキサ、スクラルファート
アルジオキサとスクラルファートはアルミニウムを含む成分です。
主な注意点
①透析治療を受けている人は使用してはいけません。
②透析治療を受けている人以外でも長期連用は避ける
③腎臓病の人は使用の適否を専門家に相談する
②透析治療を受けている人以外でも長期連用は避ける
③腎臓病の人は使用の適否を専門家に相談する
ソファルコン、テプレノン
重篤な肝機能障害を起こす恐れがある。
※肝臓病の人は、使用の適否を医師などに相談する
テプレノンはさらに腹部膨満感、吐き気、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇などの副作用に注意が必要です!
セトラキサート塩酸塩
体内で代謝されてトラネキサム酸を生じる
血栓がある人、血栓を起こす恐れがある人では、生じた血栓が分解されにくくなる事がある。
※使用の適否について専門家に相談する
まとめ
酵素の覚え方は「アーゼ」「エンザイム」です!
注意点は必ず覚えておきましょう!
②プロザイム
③ニューラーゼ
④リパーゼ
⑤セルラーゼ
⑥ビオジアスターゼ
⑦タカヂアスターゼ
酵素を英語で「エンザイム」といいます。②のプロザイムは酵素の英語でわかりますね!