登録販売者試験のお勉強お疲れ様です。
前回は眠気を防ぐ薬や配合成分でカフェインやビタミン類を解説しました。
今回は相互作用や休養の勧奨などについて解説いたします!
眠気をさます為に普段からコーヒーを飲み人がいますが、ご存知のとおりコーヒーにはカフェインが含まれています!
薬と食品で過剰摂取をしてしまうおそれがあるという事です!
カフェインの相互作用について
カフェインが配合される主な医薬品
①かぜ薬、解熱鎮痛薬
②乗物酔い防止薬
③滋養強壮健康薬
②乗物酔い防止薬
③滋養強壮健康薬
①かぜ薬、解熱鎮痛薬
鎮痛効果の補助など
②乗物酔い防止薬
めまいの軽減など
③滋養強壮健康薬
倦怠感の除去など
医薬部外品のほかに「お茶」「コーヒー」といった食品にもカフェインが含まれているものがあります。過剰摂取に注意が必要です。
また、ほかの医薬品(かぜ薬、アレルギー用薬など)による眠気を抑える目的として眠気防止薬を使ってはいけません!
また、ほかの医薬品(かぜ薬、アレルギー用薬など)による眠気を抑える目的として眠気防止薬を使ってはいけません!
カフェインの摂取量
カフェインの摂取量上限
①1回量:200㎎
②1日量:500㎎
①1回量:200㎎
②1日量:500㎎
※摂取量の上限というより配合量の上限という事ですね!
1回の配合量が150㎎で1日3回、または1回の配合量が200㎎で1日2回という用法が多いですね!
カフェインの摂取量はよく試験に出ます!
覚えておきましょう!
覚えておきましょう!
過剰摂取による影響
過剰に摂取してしまうと①と②のような影響が出ます。
①中枢神経系への影響
→不眠や不安感、頭痛など
②循環器系への影響
→心拍数の上昇による心臓への負担など
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休養の勧奨について
眠気防止薬は「一時的に眠気や倦怠感を除去する」というものです。
当然ですが、これを服用していれば睡眠が不要というわけではありません。
眠気防止薬を使うべきではない眠気について出題される事が多いですので、どのような時には使うべきではない、という事を覚えておきましょう!
眠気防止薬を使うべきではない眠気
①疲労や睡眠不足による眠気
②細菌やウイルスに感染した時に生じる眠気
③十分な睡眠をとっていても現れる、耐え難い眠気や倦怠感
②細菌やウイルスに感染した時に生じる眠気
③十分な睡眠をとっていても現れる、耐え難い眠気や倦怠感
①疲労や睡眠不足による眠気
眠気防止薬は疲労を解消したり、睡眠が不要になったりするわけではない。
②細菌やウイルスに感染した時に生じる眠気
生体防御反応のひとつであるため、眠気防止薬の使用で治癒が遅れる事もある。
③十分な睡眠をとっていても現れる、耐え難い眠気や倦怠感
神経、心臓、肺、肝臓などの病気のほか、睡眠時無呼吸症候群、重度の不安症やうつ病、ナルコレプシーなどの病気が考えられる。
ナルコレプシーとは十分な睡眠をとっていてもなお、突然に耐え難い眠気の発作が起こる病気です!
小児への影響
睡眠は人が成長するうえで欠かせないものです。とくに小児にとって睡眠は大変重要であることから、小児用の眠気防止薬はありません。
小・中学生の試験勉強などで、眠気防止薬が15歳未満の小児に使用されないように十分な注意が必要です。